フィッシング詐欺には注意をしていても、引っかかってしまう巧妙なフィッシング詐欺メール!
今までフィッシング詐欺と思われるメールを何度も受け取ってきたが、これは怪しいと気づきメールを削除して事なきを得てきたが、今回はまんまと騙されてしまった。
引っかかってしまった顛末を情報発信することで、にっくき詐欺集団の撲滅に微力ながら協力したいと思います。
👀目 次👀
[1].ある日突然利用覚えのない高額なカード利用のメールが届く
メールに気づいたのは受信時刻から12時間ほど経過していた午後9時ごろでした。
そのメールは楽天カードからのメールでした。(その時は詐欺メールとは気づかなかった)
メールの件名は【速報版】カードご利用のお知らせ(本人ご利用分)
目に飛び込んできたのは、本人利用の20数万円の利用金額でした。
画像を見れば、冷静な判断が出来なくなるような巧妙な仕掛け!
1️⃣.巧妙なメールの実際の画面コピー
2️⃣.「ご利用明細を確認する」という真っ赤なタグをクリックして個人情報を入力して送信してしまった。
その時は、利用金額を見て冷静な判断ができない状態になっていたため、個人情報をどのように入力したのか定かではないが、入力フォーマットは詐欺とは思えないものであった。
入力した情報は以下の内容と思いますがよく思い出せません。
- 住所/電話番号/カード番号/セキュリティコード/生年月日/
[2].騙された背景にあった心理状態
- 高額な利用金額のため、心理的に動揺していた。
- 本人は利用していないが、家族が利用した可能性が考えられた。(以前に、妻から息子にカード番号を教えてあると言われていた)
- 息子に確認する前に、利用明細を知りたくて「ご利用明細を確認する」をクリックして個人情報を入力してしまった。
[3].その後の行動
- 息子にカード利用の確認をする➡利用していないことを確認。
- ここで何かおかしい?詐欺メールかもと思い楽天の正式サイトで「不審メール」について調べると、酷似した不審メールの事例が記載されており、詐欺にあったことを確信しました。
- 翌朝、カードの裏面に記載のフリーダイアルに連絡し、フィッシング詐欺に遭ったかもしれない旨の連絡をしたところ、即当該カード(master)と、もう1枚のカード(visa)を無効にする処置を実施した。
[4].今回の詐欺メールの簡単な見分け方
1️⃣.本物サイトと異なる2つの違い
- 発信元の楽天カード株式会社のメールアドレス
✖詐欺サイト➡contaca@mawjdjg.com
◎楽天サイト➡contact@mawjdjg.com - 「ご利用明細を確認する」のリンク先URL
✖詐欺サイト➡https://www.ronganfhmf.com
◎楽天サイト➡https://rakuten-card.co.jp/e-navi/members/……………..
[5].詐欺に遭わないための再確認事項
- 緊急を装うメールは冷静に発信元を確認する。
- メールアドレスやリンク先URLを確認する。
- メールで直接ファイルをダウンロードさせたり、カード番号、有効期限、セキュリティコード、暗証番号などの会員様情報を入力することは無いので、絶対に入力しない。
- 宛先に自分以外の複数の受信者(メールアドレス)が入っているメールは開かない。
- リンク・URLをクリックしてファイルがダウンロードされる場合は開かない。
- 身に覚えのない内容のメールに記載されているリンク・URLはクリックしない。
- 不明な添付ファイル(zip、PDF など)は開かない。
- メールに記載されている見覚えのない電話番号に連絡しない。