投稿日:2019-11-20 更新日:2020-04-02
健康増進法の一部を改正する法律案(受動喫煙対策)が2017年3月に提出されて、2018年7月に法律が成立。全面施行が待ち遠しいです。
この法律の全面施行によって、子供やタバコを吸わない人にとっては受動喫煙に合う機会が減ることは大歓迎です。
これまで段階的に準備が進められてきましたが、いよいよ2020年4月1日から全面施行となりますので、どう環境が変わるでしょうか?
つい先日も、東京の某有名ホテルで中国人家族の宿泊時に全面禁煙の客室で男性が喫煙しているのを従業員が見つけて注意したが、口に咥えただけで吸っていないと開き直られたとのニュースを見ました。
また外国人の中には悪質なクレーマがいて、言いがかりを付けてポイントを請求するような行為があるといったニュースを耳にするにつけ、外国人への対応など課題も多いと感じました。
👀目 次👀
1.黒やん69の若かりし頃は酷かった!?
黒やん69 が若かりし頃は、タバコ吸うのは男のトレンドのようなものでした。
初めての体験は高校3年生で就職も決まり、友達の家で吸ったのが最初です。
その頃は成人男性の8割くらいはタバコを吸っていたのではないでしょうか?
分煙などの考え方もなかった時代で事務所の中でも仕事中でもタバコを咥えていた記憶があります。
かっこいい男優が映画の中でもテレビでも咥えタバコが似合っていた時代です。今思えば、吸わない人にとっては本当に迷惑だったなと冷や汗ものです。
黒やん69の家族にも喫煙者がいますが禁煙はできなさそうです。ルールだけは厳守して家庭でも社会でも迷惑にならないよう心掛けて欲しいものです。
禁煙して初めて、タバコの匂いや受動喫煙の酷さを実感しました。
昔のことですが迷惑をかけてしまった皆さんにお詫びいたします。
30代40代、そして定年後何度も禁煙に挑戦しましたが、ことごとく挫折し、禁煙できたのは定年後の66歳の誕生日からです。もう直ぐ4年になります。
2.健康増進法の一部を改正する法律の概要!?
❝望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該施設等の管理について権原を有する者が講ずべき措置等について定める。❞ 引用:厚生労働省
この法律が全面施行されたとき何がどう変わってくるのか、タバコを吸っている当事者はもちろんですが、周りの人も概要は知っておくべきと思います。
一般庶民からみると法律というのは、堅苦しくて記載内容も分かりずらいので、理解をしようと思わない人が多いのではないでしょうか?黒やん69もその一人です。
一部の事業者などは、集客や売り上げ減少などの問題をクリアするための努力やアイデアが必要でしょう。喫煙者も事業者もルールを守ることが一番だと思います。
3.受動喫煙対策推進キャラクターのタレント「岡田結実 」さん?
望まない受動喫煙をなくしていくためには、受動喫煙に関する正しい知識の普及啓発を進めていくことが重要であることから、対策推進キャラクタとして「岡田結実 (おかだゆい)」さんが就任しました。
分かりやすくまとめてあるので、このサイトを見て受動喫煙について学ぶのもいいですよ!
このサイトの「全国統一けむい問模試」を受けて知識を確認してみて!?
「街編」、「家編」、「店編」それぞれ10問で80点以上取れば認定証が貰えます。
4.「全国統一けむい問模試」で知ったこと!
- 1981年に世界で初めて受動喫煙と肺がんによる死亡の関連を示す論文 を発表したのが日本人の医学者であった平山雄博士だった。
- 受動喫煙は健康への悪影響があることが科学的にあきらかになっています。世界の共通認識になっていて、タバコの国際条約の条文の中では、「締約国は、タバコの煙にさらされることが死亡、疾病及び障害を引き起こすことが科学的証拠により明白に証明されていることを認識する。」と記されています。
- 近年(平成29年の調査)では、20歳以上の人のうち、18%がタバコを吸っているとのデーダに驚きました。昔は男性80%、男女合わせると50%の時代もありました。
- 一か月間で受動喫煙に遭遇した非喫煙者の割合を場所別にみると、飲食店、遊技場、路上の順となっているとの調査結果です。
- 世界保健機関(WHO)により、2017年時点の日本の受動喫煙対策は、屋内全面禁煙義務の法律がなく、最低区分に分類されていたとのことで、日本は遅れていると思いました。