投稿日:2019-10-14 更新日:2020-04-02
「我が故郷の栃木市」、「住みたい田舎ベストランキング」総合2位の栃木市は 災害が少ない ところですが、近年の地球温暖化による異常気象の影響なのかどうかは定かではありませんが、2015年の関東・東北豪雨被害以来、近年では2度目の豪雨被害に見舞われました。
👀目 次👀
1.台風19号の豪雨で妻の実家が床上浸水して泥だらけに!?
黒やん69の自宅から約1㎞ほどのところにある妻の実家は、これで2度目の浸水ですが、今回は床上まで浸水し畳がめくれあがってしまいました。
妻の実家は、義母を我家に引き取ってから13年間空き家の状態になっています。
木造2階建て住宅ですが築54年が経過し老朽化が進んでいるので、解体するための検討に入りました。下見調査なども行い、家の内外を片付け始めたところでした。
約1カ月ほど前に東京湾を通過した台風15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらしましたが、栃木市では台風の影響はほとんどありませんでした。
台風15号による被害の復旧がいまだ進まない千葉県の一部は、悲惨だよねぇー!?他人ごとのように高をくくっていましたが、この台風19号はいつもとはちょっと違っていました。
台風の接近に伴い、栃木市役所から大雨や土砂災害の警報、河川の氾濫などの緊急速報メールがひっきりなしにスマホにはいってきて尋常ではない状況でした。
翌日10月13日(日)は、台風一過で快晴になり暑い一日でした。隣接の町内で河川が溢れたという情報があったので、朝自転車で市内を見ながら、妻の実家に行ったら、大変なことになっていました。
水は引いていましたが、実家の一帯は悲惨な状態で、隣の家の前には流されてきた車が置いてありました。
妻の実家の門の扉は閉まっていたはずなのに開いており、漂流物が庭に入り込んでおり、玄関のカギを開けたら床は泥がたまってヌルヌルベタベタ、フローリングも泥で滑ってしまう状態で、物が散乱し畳はめくれあがっていました。
とりあえず内外の散乱したものを片付け、押し入れのなかの水をかぶった布団などを外に出しました。
災害ゴミはどうするのかまだわかりませんが、分別できるものは分別して、ゴミ収集を待つしかありません。
空き家なのでショックは少ないですが、これからもここで生活をしなければならない人たちは、本当に大変だと思います。
ニュースでは東日本の広範囲で河川の決壊があり、もっと酷い状況ですが、大なり小なり被災者は途方に暮れていますので、国や自治体の早急な復旧支援を望むところです。
2.住みたい田舎の栃木市ってどんなところ!?
栃木市は栃木県南部に位置し、人口は2019年9月現在で約156,000人で宇都宮市、小山市に次いで3番目です。
黒やん69が定年の年(2010年)から市町村合併が始まり、当時の市の人口は約8万人ほどでしが、4年をかけて近隣の町(大平町・藤岡町・都賀町・西方町・岩舟町)と合併し現在に至りました。
県庁堀・・・出典:栃木市観光協会より抜粋
【 抜粋】❝旧県庁跡地唯一の遺構 明治4年(1871)の廃藩置県により、その11月に下野国は栃木県と宇都宮県にわかれ、さらに、明治6年(1873)には栃木県に統合され、栃木町は下野国を一つの県とする栃木県庁の所在地となった。・・・旧県庁跡地唯一の遺構である県庁堀は平成8年(1996)県指定文化財(史跡)となった。❞
3.『住みたい田舎ベストランキング』って?
平成31年1月4日発売の宝島社『田舎暮らしの本』2月号で2019年版「住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。
栃木市はその他の部門でも上位を獲得しています。 以下は「栃木市ホームページ 移住・定住」より 抜粋したものです。
- 『住みたい田舎ベストランキング』総合部門第2位!
- 子育て世代が住みたい田舎部門で全国第1位!
- 若者世代が住みたい田舎部門2位!
- シニア世代が住みたい田舎部門3位!
- 空き家バンクの成約数が多い自治体として2年連続の全国第1位!
家屋の解体を検討していますが、条件次第で最高50万円まで補助金が出るとのことですよ!
移住してくる人にも住んでいる人にも優しい政策が沢山あり、うれしい自治体ですよねぇー!
4.台風19号の爪痕・・・前代未聞の災害が発生
2019年10月14日夕方の時点で7県(宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、新潟県、長野県)で37河川、52か所で河川が決壊しているようです。
台風の被害というと沖縄、九州や西日本が多いイメージでしたが、東日本で、この様な広範囲で河川が決壊したのは生まれて初めてです。
栃木県では佐野市の秋山川の決壊が連日報道されていますが、県内では9か所で決壊しているそうです。
栃木市では永野川が氾濫しました。また永野川にかかるJR両毛線の線路が土台から崩れて復旧の目途が立っていません。
被害を受けていないところの人は、報道ばかりに目を奪われがちですが、実際の被害の全貌は捉え切れないと思います。