我がふるさと栃木市では特別定額給付金のオンライン申請が5月12日から受付開始されました。
オンライン申請に関して、多数のメディア等から批判の声も上がっていましたが、稀有に終わりました。自治体の皆様のご尽力に敬意を表します。
新型コロナウイルス対策として国が支給する1人10万円の「特別定額給付金」のオンライン申請を巡り、全国各地の自治体の窓口が混雑している。申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号の再設定などの手続きのため、国のシステムにアクセスが集中。受け付けを取りやめる自治体も出ている。
5月11日の朝日新聞DIGITAL
いろいろ報道もされており不安もありましたが5月14日に栃木市ホームページを見てオンライン申請をしてみました。
[1].特別定額給付金が申請後1週間で入金!
黒やん69はe-Tax(国税電子申告・納税システム)を使っていたので、オンライン申請に必要なものはすべて揃っていました。
ホームページを見て「マイナポータルAP」をインストールするだけで簡単に申請できました。
5月14日に申請して、下記のような「電子申請データ受領のご連絡」メールを受け取りました。
申請から1週間で、下記の書類が郵送で届き、口座を確認したら5月22日に入金されていました。
ちなみに、郵送申請による申請書は5月20日に届いたので、義母の分は郵送申請しました。
[2].オンライン申請の事前準備&マイナポータルぴったりサービスの導入について!
栃木市ホームページのトップページ[画像A-001]で注目キーワード「特別定額給付金」をクリックすると「特別定額給付金のお知らせ」画面に移ります。
1️⃣.オンライン申請の事前準備!
- 手順①.「特別定額給付金のお知らせ」画面でオンライン申請の項[画像A-002]の「特別定額給付金のオンライン申請を受付開始します」をクリックします。
- 手順②.「特別定額給付金のオンライン申請を受付開始します」画面[画像A-003]で「必要なもの(下記のもの)」をしっかり確認し準備します。
《事前に準備が必要なもの補足!》
①.マイナンバーカード(電子証明書の有効期限に注意!)
②.マイナンバーカード取得時に設定した署名用電子証明書の暗証番号)
③.ICカードリーダライタ(パソコン利用の場合)
④.マイナンバーカード読み取り機能に対応したスマートフォン☜ここをクリックすると対応機種が分かります。
⑤.振込先口座の確認書類の画像の準備(申請手続きStep5で使用します)
- 手順③.[画像A-003]の赤線の①「動作環境ぴったりサービス<外部リンク>」をクリックすると「動作環境ぴったりサービス」画面に移ります。
2️⃣.マイナポータルぴったりサービスの導入手順!
- 下記の画像「動作環境ぴったりサービス」画面にて、動作環境に合わせて「マイナポータルAP」をインストールします。
- 黒やん69の場合は、e-Tax(国税電子申告・納税システム)とマイナポータルを連携したいので、ブラウザは「Internet Explorer 11」で利用することにしました。
※特別定額給付金の申請ならどのブラウザを利用しても問題なく申請できます。
- ブラウザのロゴをクリックするとマイナポータルAPのインストール手順が表示されるので手順通りに実施すれば完了です。(手順の記載は省きます)
3️⃣.オンライン申請手続き
- 手順①.「特別定額給付金のオンライン申請を受付開始します」画面[画像A-003]
の申請手続の「栃木市の申請ページ(ぴったりサービス)」②をクリックします。
- 手順②.[画像A-004]の画面が表示されるので、都道府県、市町村を選択します。
- 手順③.[画像A-004]の画面を下にスクロールして、「申請する」をクリックすると[画像A-006]のメッセージBOXがポップアップします。
- 手順④.[画像A-006]の「OK」をクリックすると、[画像A-007]「電子署名付与の動作環境確認」画面が表示されます。
- 手順⑤.[画像A-007]は電子署名付与の動作環境確認画面です。
※STEP1,2,3は自動判定結果ですので、チェックがなければ推奨環境にしてからやり直してください。
※STEP4は自身でチェックして、「次へすすむ」をクリックすると[画像A-008]が表示されます。
- 手順⑥.Step1連絡先入力~Step8まで画面に従い、間違えないように入力して送信すれば申請完了です。
※申請の送信完了後に連絡先メールアドレスに「電子申請データ受領のご連絡」メールが届きます。
※Step5は振込先口座の確認書類の画像の登録をするStepです。
申請前に通帳やキャッシュカードの写真等(口座番号と口座名義カナ氏名がわかる画像)のご用意をお忘れなく!
[3].政府行政機関の電子システムについて
黒やん69はe-Taxやねんきんネットは利用していますが、今回のマイナポータルぴったりサービスを使ってみて、e-Taxとの連携などができる便利な機能「もっとつながる」を知りました。
これら一部のシステムでも理解して使いこなすまでには結構大変でした。
ましてや専門的なシステムは分かりようがありません。
もお少し簡単に利用できればありがたいし、普及が進むと思いますが、莫大な開発費用と維持費を使っている割には利用が進んでいない現状はもったいないです。
これからは新型コロナウィルスや自然災害などの緊急を要する事態が発生したときに、すぐに活用できるシステムの改善が必要と思います。
中国や、韓国などをみると日本よりかなり進んでいるのは、行政の問題なのか?文化の違いなのでしょうか?
電子政府を掲げてから20年あまりが経過したが、10年前は欧米に比べて準備が遅れていた。特にアジアでは韓国がかなり先をいっているようだった!
直近の調査結果では、ベストテン入りをしたようだが、庶民の我々にはよく分からないところで、いろいろ進められている模様だ?
昨日もこんな報道がありました。
☆政府は、自治体ごとに異なる行政システムを統一するため、同じ仕様のシステム導入を義務付ける新法を策定する方向で調整に入った。来年の通常国会への提出を目指している
読売新聞オンライン
システムの開発はお金のかかる話でもあり既得権の問題などもあると思いますが、庶民の税金を使う以上はクリーンな推進を望むところです。